賞状活用例


コンテストで見つけた孫から祖父母への感謝状
「敬老の日には何を贈ろう。」
毎年、お花やお菓子などのプレゼント選びに悩む方も多いのではないでしょうか。
私たちはこれまで、一般の方から賞状とその賞状にまつわるエピソードを募集する「思い出の賞状コンテスト」を2回開催しました。また、社内でも社員やその家族が持っている賞状を集める「社員の賞状を集めてみたイベント」を実施したこともあります。
これらを通して集まった賞状は、1,038枚。芸術系コンテストやスポーツ大会で受け取った賞状、企業や行政機関から贈られた表彰状など、一枚一枚にさまざまな思い出がありました。
その中でも特に印象に残ったのが、子どもから家族へ贈られた手作りの賞状です。子どもが描いたイラストや、少しぎこちない文字で書かれた「ありがとう」や「だいすき」が、子どもならではの素直な気持ちとして、まっすぐ伝わってきました。
実際に、「思い出の賞状コンテスト」では、子どもたちが手作りした賞状を対象とした「キッズ手作り賞」部門を設けるほど、多くの作品が寄せられています。親子だけでなく、孫から祖父母へ贈られた感謝状も数多くあり、そのどれもが心温まるものでした。


祖母の米寿祝いで、孫2人から贈られた感謝状
1,038枚の賞状を見てきた私たちが改めて感じたのは、賞状は大会やコンテストでもらうものだけではなく、「ありがとう」や「大好き」という気持ちを伝える贈り物としても、とても相性が良いということです。
特に祖父母へ贈る賞状には、子どもだからこそ伝えられる素直な言葉や、その年齢ならではの思いが詰まっています。
そこで今回は、敬老の日や長寿のお祝いにおすすめしたい、「孫から祖父母へ贈る手作り感謝状」の魅力や、感謝の気持ちが伝わる書き方をご紹介します。
敬老の日に贈る賞状

敬老の日は、長年にわたって家族や社会を支えてきてくれた祖父母などのご年配の方々へ、感謝や敬意を伝える日です。
敬老の日が近づくと、お花やお菓子、健康グッズなど、さまざまなプレゼントが紹介されます。もちろん、どれも祖父母に喜ばれる贈り物です。
一方で、私たちが開催したコンテストには、手作りの感謝状にまつわる心温まるエピソードも数多く寄せられました。
「孫からの感謝状が、今まで一番嬉しい贈り物でした。」
「(数年前に貰った孫からの小さな感謝状を)常にバッグに入れて、ことあるごとに眺めています。」
そんな言葉からも、祖父母にとって孫からの感謝状が、かけがえのない宝物になっていることが伝わってきます。
高価な贈り物ではなくても、子どもが一生懸命書いた「ありがとう」の一言は、何年経っても心に残るものです。
また、子どもにとっても、「おじいちゃん、おばあちゃんにありがとうを伝えたい」という気持ちを言葉にすることは、大切な経験になります。
大人が用意するプレゼントとは少し違う、子ども自身の思いが詰まった世界に一枚だけの贈り物。手作りの賞状には、そんな特別な魅力があります。
手作り賞状が敬老の日におすすめな理由
幼い子供の手づくり賞状には、市販のプレゼントとは違う魅力があります。
一生懸命書いた文字が宝物になる
まだ少し曲がった文字や、一文字ずつ丁寧に書いた跡。そのすべてが、その年齢だからこそ残せる思い出です。祖父母にとっては、「こんな字が書けるようになったんだ」と成長を感じられることも、大きな喜びになります。
絵や色づかいにも、その子らしさが表れる
色鉛筆やクレヨンで描いた花や家族の絵、好きな色で飾り付けた賞状。
手づくりだからこそ、その子らしさが自然と表れます。上手に作ることよりも、「自分で作ってくれた」ということ自体が、祖父母にとって何よりうれしい贈り物になるでしょう。
感謝の言葉を形に残せる
「ありがとう」は口では伝えるだけでも十分うれしいものですが、賞状として残せば、何度でも見返すことができます。
飾って楽しむこともできるため、敬老の日の思い出が長く形として残せるのも、手作り賞状ならではの魅力です。

敬老の日に贈られた、孫から祖母への感謝状

敬老の日に贈られた、孫から祖父への感謝状
手作り賞状は、祖父母への贈り物であると同時に、お子さんが「ありがとう」の気持ちを考えるきっかけにもなります。
ぜひ親子で世界に一枚だけの賞状を作ってみましょう。
感謝することの内容ヒント

「何を書けばいいの?」と子どもが迷ったら、一緒に過ごした時間を思い返してみましょう。
子どもに「おじいちゃん、おばあちゃんと何をするのが好き?」と聞くだけでも、感謝の言葉が出てくるかもしれません。
それでも内容に迷ってしまう子どもには、以下を参考に聞いてみてください。

感謝していること
まずは「ありがとう」と伝えたい出来事を聞いてみましょう。
例えば・・・
・いつも優しく見守ってくれていること
・一緒に遊んでくれること
・おいしいご飯やおやつを作ってくれること
・話を聞いてくれること
・応援してくれること
・会うたびに笑顔で迎えてくれること
思い出に残っていること
おじいちゃん・おばあちゃんとの思い出を書くと、その子だけの特別な賞状になります。
「○○したことが楽しかった」という一文だけでも十分です。
例えば・・・
・一緒に旅行へ行ったこと
・お正月やお盆に集まったこと
・公園や釣り、畑仕事をしたこと
・何かを教えてもらったこと
・一緒に料理をしたこと
おじいちゃん・おばあちゃんの好きなところ
尊敬しているところや、素敵だと思っているところを聞いてみましょう。
例えば・・・
・いつも笑顔
・優しい
・元気いっぱい
・よく笑う
・料理が上手
・何でも知っている
・頑張り屋さん
・家族思い
自分の気持ち
おじいちゃん、おばあちゃんがいてくれて、どんな気持ちになるのかを聞いてみましょう。
例えば・・・
・会えると嬉しい
・安心する
・元気をもらえる
・一緒にいる時間が好き
・自慢のおじいちゃん、おばあちゃん
これからの願い
最後は未来へのメッセージで締めくくると、温かい印象になります。おじいちゃん、おばあちゃんがどのように過ごしていて欲しいか聞いてみましょう。
例えば・・・
・いつまでも元気でいてほしい
・また一緒に遊びたい
・これからもたくさん思い出を作りたい
・長生きしてほしい
・また会える日を楽しみにしている
書き方のポイント
子どもらしく素直な気持ちのまま書くのが一番良いです。しかし、より感謝の気持ちが伝わりやすい賞状にしたいという子ども向けに、書き方のポイントをご紹介します。
年齢別のポイント
幼児~小学校低学年
「ありがとう」「だいすき」「またあそぼう」など、素直な言葉だけで十分です。
小学校高学年~中学生
思い出や感謝の理由を一つ添えると、より気持ちが伝わります。
高校生・成人
尊敬していることや、教えてもらったこと、これからの願いなどを書くと、成長が感じられる賞状になります。
書きやすい構成
文章の書く順番に迷っていたら、次の順番で考えるとまとまりやすくなります。
1.感謝
何に「ありがとう」を伝えたいか?
2.思い出やエピソード
印象に残っているエピソードは?
3.好きなところ・尊敬しているところ
祖父母のことをどんな人だと思っているか?
4.未来へのメッセージ
これからも元気でいてほしい、また一緒に○○したい、など
この4つの要素を入れると、長い文章でなくても気持ちが伝わる賞状になります。
賞タイトルの例
少し遊び心を加えるなら、賞タイトルを工夫するのもおすすめです。
・世界一のおじいちゃん・おばあちゃん賞
・いつも優しい大賞
・家族みんなのヒーロー賞
・笑顔いっぱい賞
・ぼく(わたし)の自慢で賞
・思い出いっぱい賞
こうしたタイトルを添えるだけで、賞状らしい特別感がぐっと増します。
賞状らしい構成
「賞状ってどんな順番で書けばいいの?」と迷う子どもは多いでしょう。
難しく考える必要はありませんが、賞状らしい形にしたいと言う子どもには、次のような構成がおすすめです。
① 賞タイトル
例)
・感謝状
・世界一のおじいちゃん賞
・いつも優しいおばあちゃん賞
・笑顔いっぱい賞
② 贈る相手
例)
・おじいちゃんへ
・おばあちゃんへ
③ 本文
「いつも遊んでくれてありがとう。」
「おいしいご飯を作ってくれてありがとう。」
「これからも元気でいてね。」
など、感謝の気持ちや思い出を書きます。
④ 日付
敬老の日の日付や、贈る日を書きましょう。
⑤ 贈る人
最後に「○○より」と名前を書けば完成です。
【文例】
世界一のおじいちゃん賞
おじいちゃんへ(または、○○どの)
いつもあそんでくれてありがとう
おじいちゃんといっしょにいる時間が大好きです
これからも元気でいてね
2026年9月21日
○○より

このような流れで書くと、初めてでも賞状らしい一枚に仕上がります。
まとめ
敬老の日の贈り物は、高価なものである必要はありません。
子どもが一生懸命考え、書いて、飾り付けた一枚の賞状には、何にも代えがたい温かさがあります。
私たちがコンテストで出会った多くの作品からも、そのことを改めて実感しました。
形式にとらわれなくても、素直な「ありがとう」が書かれた賞状は、きっと祖父母にとって一生の宝物になります。
今年の敬老の日は、子世界に一枚だけの子どもの手作り賞状で、感謝の気持ちを届けてみてはいかがでしょうか。

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