タカ賞状のまなざし

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ホーム>思い出の賞状コンテスト結果発表

思い出の賞状コンテストは2024年11月1日金曜日から2025年1月31日金曜日までの募集です。あなたの賞状にこめられた物語を私たちに教えてください。

思い出の賞状コンテスト 結果発表

「思い出の賞状コンテスト」は昨年2024年11月から今年2025年1月末までの3ヶ月間にわたって募集し、全国から355点の応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございました。その中から審査員による厳正な審査の結果、「デザイン賞」、「レア賞」、「キッズ手作り賞」、「エピソード賞(子供の愛部門)」、「エピソード賞(大人の愛部門)」、「審査員特別賞」が決定しました。
※予定していた賞から、エピソード賞を2部門に分け、審査員特別賞をひとつ追加しました。

各受賞者発表

デザイン賞

デザイン賞

梶ヶ谷 由唯 様 18歳 神奈川県

【講評】
伝統と美しさが融合した一枚を、大賞に選びました。
「長井町飴屋踊り」という民俗芸能の伝承活動への貢献を称えた賞状で、古い篆書(てんしょ)のような字体の透かしが入った格式高いデザインが特徴です。賞状枠には横須賀市の市の花「ハマユウ」と思われる植物が描かれ、正統派のレイアウトで美しい手書き文字が、賞状文化の奥深さを感じさせます。
民俗芸能の継承とともに、この美しい賞状も未来へと引き継がれていくことを願います。

レア賞

レア

Surya Shah 様(ペンネーム) 33歳 新潟県

【賞状内容の和訳】
「この賞状は、栄養に関する啓発活動に貴重な時間を割いてくださった○○さん(Surya Shah 様のお名前)に贈与いたします。貴方の貴重な経験に心から感謝いたします。」

【講評】
ネパールの伝統紙に、現地の人々が考えた文章で作られた特別な賞状。
日本から遠く離れた地での栄養啓蒙活動に対し、感謝の気持ちを込めて贈られました。サプライズで手渡されたこの賞状には、文化を超えた温かいつながりが感じられます。
貧困層の多い地域での支援が、現地の人々に深く受け止められ、賞状という形で表現されたことに感動しました。
貴重な文化の一端を知る機会を与えてくださったSurya Shah 様に、心からの敬意を表します。

キッズ手作り賞

レア

西尾の抹茶 様(ペンネーム) 41歳 北海道

【講評】
お母さんの「私は一度も賞状をもらったことないな~」という何気ない一言を受けて、たくさんの賞状をもらっている小学校一年生の娘さんが手作りした賞状。
枠の細かい装飾や鳳凰の絵、手書きの文字から、賞状をもらう喜びを知る娘さんならではの発想と、お母さんへの愛情が伝わってきます。
書き間違いを修正する姿や、「できるだけおてつだいします」という言葉にも、子供らしい優しさが詰まっています。
お母さんが大切に壁に貼っているというエピソードからも、親子の深い愛を感じる素敵な賞状です。

エピソード賞

素敵な賞状のご応募がたくさんございましたので、子供のからの愛を感じられるエピソードの【子供の愛 部門】と、大人からの愛を感じられるエピソードの【大人の愛 部門】の2つの部門を設けました。

子供の部

子供の部

ゆうゆ 様(ペンネーム) 40歳 埼玉県

【応募フォームのエピソード欄に記載されていた内容】
10歳の誕生日。娘に「あなたにはママの他にあなたを生んでくれたお母さんがいる」と言いました。すると娘は大号泣。「ママから生まれたかった!」と取り乱しました。
しかし翌日。台所には一枚の賞状が。それを見て涙が止まりませんでした。大切なのは血のつながりじゃなく、心!これからも娘に精一杯の愛情を注いでいきます。

【講評】
10歳の娘さんが、お母さんへの感謝と愛を込めて贈った一枚。
打ち明けられた翌日に書かれたこの賞状には、「大丈夫だよ」という優しさと、これからもずっと仲良し親子でいようね、という強い絆を感じました。
ビックリマークなどの装飾にも、娘さんの前向きな想いが詰まっており、審査員の多くが感動で涙しました。
血のつながりを超えた深い愛の形を知り、また心を通わせることの大切さを学ばせていただきました。

大人の部

大人の部

小松 尚央 様 24歳 宮崎県

【応募フォームのエピソード欄に記載されていた内容】
2021年のお正月、コロナ禍の影響で私たちの代の成人式は中止に。そのニュースを聞いた瞬間、心にぽっかりと空いた空間ができてしまいました。さぞ木枯らしも通りやすかったんじゃないかなと思います。
成人式といえば、大人としての第一歩を踏み出す特別な瞬間。同級生と再会し、憧れの振袖姿の友人たちと並んで祝うのを楽しみにしていたのに…。もしかしたら、気になるあの子との運命的な出会いもあったかもしれないのに!それがオンライン開催か中止と聞かされ、期待はあっけなく冬の空へと消えていきました。

そんな中、私の落胆した顔を察してか、会社のK先輩が「俺に任せとけ!」と立ち上がってくれたのです。K先輩は体重が私の倍ほど(約100kg)あり、年も10歳上の兄貴分。普段から「食トレ」と称して私にやたらと差し入れをくれる、おせっかいだけど頼れる先輩です。おそらく自分が食べたくて買ってるだけだろうと思いながらも、その気遣いには密かに感謝していました(笑)。

先輩は、私が成人式に出られないと知って、当時のO支店長に相談してくれたそうです。「せめて何か記念になるものを」と。支店長の計らいで、デザイン部門のNさんも巻き込んで「特別な成人証書」を作ることに。Nさんは会社のロゴからポスターまでこなすデザインの達人で、先輩の無茶なお願いにも快く応じてくれました。

こうしてK先輩とNさんは、私だけのオリジナルデザインの証書を作ってくれたのです。賞状の紙選びからデザインの細部まで、先輩がこだわり抜いてくれたと聞き、胸が熱くなりました。どの文字にも心がこもっているのが伝わって、ちょっと目頭が熱くなるほどでした。

授与式当日。O支店長の前に呼ばれ、緊張しながら待っていると、思いがけないサプライズが!賞状を渡す役目は、なんとK先輩に任されていたのです。手渡しの瞬間、普段の余裕がどこへやら、先輩は手が震え顔も赤くなっていて、なんだかこちらまでドキドキ。そんな先輩の真剣な表情が、今も私の心に深く刻まれています。

コロナで成人式の夢は叶わなかったけれど、こんな素晴らしい祝福をしてもらえるなんて思ってもみませんでした。支店長、K先輩、Nさん、そして拍手をくれた同僚たち。その温かい優しさが、私を「大人」として迎え入れてくれた気がします。

この経験から、「人の思いやりが特別な瞬間を作る」ことを学びました。代わりにいただいたこの証書は、私にとって一生の宝物です。ゆっくりでもいいから成長して、いつか私も誰かに笑顔を届けられる人になりたいと思います。

これが、私だけの特別な「成人の証書」エピソードでした!

【講評】
コロナ禍で成人式に参加できなかった後輩のために、先輩社員が心を込めて贈った成人証書。
この賞状には、上司や他部署の方々の協力も得ながら作られたオリジナリティあふれるデザインと温かい言葉が込められています。単なる証書ではなく、会社全体の思いやりや文化が詰まった一枚に、審査員一同感動しました。
こうした素敵な気持ちが、次の世代へとまた受け継がれていくことを願っております。

審査員特別賞

審査員特別賞

パンダうさぎ 様(ペンネーム) 47歳 岐阜県

【講評】
小3の娘さんからお母さんへ贈られた「伊藤しょう」と「一等賞」を掛けたユニークな賞状。受け取ったお母さんにとってはまさに“一等賞”の宝物になったと思います。
金色の縁取りや丁寧な下書きからも、娘さんの工夫と愛情が伝わってきます。
お母さんが「“賞します”の意味も分からず、“しょうじます”になっているところもご愛嬌」と応募時のコメントでおっしゃっていたように、そんなところにも子どもらしさがにじみ出ていて、とても微笑ましいです。
「わたしの事をいつもわらって、おもしろくて、おこってくれて…」という言葉には、親子の温かな関係がぎゅっと詰まっています。
何気ない日々の中で感謝を伝える、そんな素敵な親子の愛をここに“しょうじます”。

ラッキー抽選賞 受賞者名

・田吾作どん♪ 様(ペンネーム)大阪府
・アリア 様(ペンネーム)岩手県
・マナティー 様(ペンネーム)東京都
・パッパジメ 様(ペンネーム) 東京都
・友廣 清一郎 様 長崎県

特別審査員のご紹介

村上 美香

村上 美香
株式会社一八八 取締役/コピーライター/エディトリアルディレクター

『わたしのマチオモイ帖』をプロデュース。
「ことばであなたを楽にする」を軸に、故郷の両親からもらったことばの数々を、現代を生きる人たちの処方箋として届け直す。

<審査員コメント>
ありがとう、良かったね、すごいじゃん、きょうも大好きよ・・・
そんな日常の感情を「言葉」にして、ちょっと背筋を伸ばして「賞状」にして誰かに手渡すことが、今の日本でこんなにも繰り返されていることに感動を覚えました。
ネパールにも同じ表彰文化があることにびっくり。
このコンテストを通して、「日本って、世界って、私たちって、ちゃんとあたたかい」ってことが再確認できたことに感謝の意を表します。

大平 孝

大平 孝
株式会社GIH 取締役会長/経営支援コンサルティング

全国の中小企業・小規模事業者のビジネスモデルの構築・マーケティング戦略の立案、商品開発・営業支援、後継者育成など幅広く支援中。

<審査員コメント>
素晴らしいデザイン、心温まる話題、世の中に一つしかない、心のこもった手作りなどの1枚の賞状が、人生にどれほどの大きな豊かさを与えたかを拝見できるという素晴らしい時間を持てた事は、全ての応募者様のおかげだと思います。
本当にありがとうございました。
多くの応募作品の中から当選者を選ぶのは非常に困難で大きな差がない高いレベルの世界でした。
あの賞状を頂いた感激をいつまでも大切な思い出としてお持ちください。

主催者からのメッセージ

このたびは「第一回思い出の賞状コンテスト」にご応募いただき、誠にありがとうございました。全国から集まった355枚の賞状には、一枚一枚に物語があり、それぞれの背景に込められた想いに、審査員一同深く感動いたしました。
素敵な賞状がたくさん集まり、大賞をひとつに絞るのは本当に悩ましい審査となりました。そこで急きょ、「エピソード賞」を【子どもの愛部門】と【大人の愛部門】に分け、賞の枠を広げることにしました。さらに、当初は予定していなかった「審査員特別賞」もご用意することに。
今回の審査ではまず一次審査を行い、その後、7名の審査員が最終審査でじっくりと議論を重ね、大賞を決定しました。
審査を通じて改めて感じたのは、賞状が単なる紙ではなく、「ほめる」「感謝する」「功績を称える」といった、人と人とのつながりをカタチにするものだということです。日常では忘れがちな感謝の気持ちや、努力を認める大切さを、賞状コンテストを通じて再確認できる機会となりました。
受賞者の皆さま、本当におめでとうございます。そして、ご応募いただいたすべての皆さまに心より感謝申し上げます。
当社にとってこのような対外的なイベントは初めての開催で、至らぬ点があったかもしれませんが、これからも賞状用紙メーカーとして、賞状の持つ価値を広めていけるよう、私たちも挑戦を続けてまいります。
(株式会社ササガワ 岡本)

思い出の賞状コンテスト概要

主催 株式会社ササガワ
目的 「ほめること」「感謝すること」「功績を賞賛すること」をカタチにする賞状、表彰状の素晴らしさを、コンテストを通して世の中に発信すること
募集内容 応募する本人が、第三者より授与された賞状
募集期間 2024年11月1日~2025年1月31日
応募件数 応募人数213名 応募枚数355枚
賞・副賞について

デザイン賞・レア賞・キッズ手作り賞・エピソード賞(大人の愛 部門、子供の愛 部門)・審査員特別賞  各現金3万円
ラッキー抽選賞  5名 各現金5千円

参加賞 先着100名 各のしノートプレゼント

タカ印

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