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POP広告の使用する用紙や筆記具に関するQ&A

用紙は、市販のPOP広告用に作られたものを使用するのが一般的です。紙質(厚み・ベースの色)・サイズ・形状も豊富にあり、飾り枠入やタイトル字句入のものなども数多く取り揃えられています。

フリーハンドで作成したい方には、フリーサイズの用紙もいろいろ揃っています。筆記具についても、ペン先の太さや形、また色なども豊富にありますので、使用する用紙のサイズや描き入れる内容、紙面での変化を付ける必要があるため、ある程度の種類を用意するとよいでしょう。

また、用紙の紙質と筆記具の性質とが合わず、せっかく描いたPOP広告が汚くなって使えない場合がありますので、そうした点にも注意して購入される事をおすすめします。

  • POP広告を描く時はどのようなものを用意するのですか?

    紙、筆記具、場合によってはカッターやハサミなど

    描き入れる為の用紙の他、筆記具・定規・鉛筆・消しゴムなどをご用意下さい。なお用紙がフリーサイズのものを使用される時は、カッターナイフや、ハサミなども用意されると便利です。
  • 用紙や用具はどこで売っていますか?

    文具店やホームセンター、ネットショッピングでも購入できます。

    文具店・画材店・紙店・包装資材(用品)店の他、最近ではホームセンターなどでも販売されていますが、お店によって種類や扱い量も異なります。
    なお用紙は扱っていても、用具を扱っていないお店もあります。
  • 用紙や筆記具はどのようなものを買い求めたら良いのですか?

    描き慣れてない方は、アミ目格子の入った紙とマーカーペンがオススメ!

    用紙は市販品のPOP用紙の中よりお店や取り扱い商品、使用目的や使用個所にあったものを選びますが、描き損じる場合も考えて、必要枚数よりやや多い目に購入されることをおすすめします。

    描き慣れていない方には、レイアウトに便利な紙面にアミ目格子の入ったものをおすすめします。筆記具は大別して、ペンタイプのマーカーペンとポスターカラーを使用する筆タイプがありますが、筆描きは使い慣れていない方には難しいことから、一般向きにはマーカータイプをおすすめします。

  • POPを描く時に、にじんだり裏うつりしたりしますが、原因は用紙なのかそれとも筆記具の方なのでしょうか?

    紙の表面に光沢があるかないかでペンの種類を使い分けましょう!

    用紙の性質(紙質や表面加工)と筆記具の性質との関係は、それぞれに適正・不適性があり、合わないものを使用しますとせっかく描いたPOP広告も汚く見えて効果が半減することがあります。

    紙の表面に光沢のあるものは、描いても滑りがよく描きやすいのが特徴ですが乾きにくい欠点があります。逆に紙の表面に光沢のないものは乾きやすいのが特徴ですが、泌んだり裏まで抜けやすい欠点があります。

    紙の厚みなどにも関係しますが、基本的には「表面光沢のある紙は油性のマーカーペンを使用」し、「表面光沢のない紙は水性のマーカーペンを使用」するのが基本です。但し、ペイント系のマーカーペンは紙の性質を選びません。

  • 雨に濡れると、取り付けているPOP広告の文字がにじんだりして汚くなりますが、何かよい方法はありますか?

    油性のペンやラミネート加工で守ってあげましょう!

    雨に濡れてにじんで汚れるのは、ポスターカラーか水性のマーカーペンで描かれたものと考えられます
    。雨の他、水気のかかり易い個所や水気のあるものに使用する場合は、油性のマーカーペンのご使用をおすすめします。
    また用紙自体も水濡れに弱いことから、ラミネート加工などのように防水材でパウチングして水気を防ぐ方法もあります。
  • 取り付けているPOP広告の用紙が色抜けしたり、描いた文字が薄くなってきたりしますが、防ぐ方法はありませんか?

    定期的に作り替えましょう!

    基本的には、完全に防止する方法はありません。一般の色ものに比べて比較的長持ちするものに、螢光色を塗布したケイコー紙(ポスターやカード)がありますが、通常は直射日光に当ると短期間に、店内の照明であっても長期間使用しますと色抜けや変色がおこるのが一般的です。

    マーカーで描かれた文字も例外なく色抜けや変色をします。当然のように色あせたものでは効果が半減するばかりか、水塗れや埃などで汚くなったもの、破れたりちぎれ取れたりしたものも含めて、見ずらいPOP広告ではお店の経営姿勢にも影響します。長期間使用するものであっても、定期的に取り替えることが大切です。